あなたの会社はリモートワークを実践していますか?
こんにちは!おにぎりさんです!
コロナウィルスの影響で、安倍首相から「出勤者を7割減らしてください。」と発表されました。
そんな中、東京商工会議所、厚生労働省が発表したデータを掲載します。
出所:東京商工会議所「新型コロナウイルス感染症への対応に関するアンケート調査結果」
出所:厚生労働省「https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10695.html」
もちろん、接客業や製造業などマンパワーが必要な現場では、テレワークへの移行は難しいですが、
事務職や営業職もテレワークにできていないことが現状です。
あなたの職場はテレワークに移行できているでしょうか??
テレワークで働き方は変わるのか?
「働き方改革」、「コロナウィルス」などの影響を受けて、私たちの働き方は変わりつつあります。
特に「コロナウィルス」の影響は大きく、在宅勤務の「テレワーク」っが企業に取り入れられ、仕事の仕方が大きく変わった人もいるでしょう。
しかし、日本全国のテレワーク実施率は5.6%にとどまっています。
では、なぜ日本でテレワークは進まないのでしょうか?
日本でテレワークが進まない理由~準備不足~
簡単には、今までテレワークを実施していなかったから、テレワークを実施検討すらしていなかったから。
という部分が大きいでしょう。
大手IT企業のように、在宅ワークやテレビ電話会議が普段から行われている会社は、
- テレワークに必要な機材・ソフト
- テレワークに必要なノウハウ
- テレワークできる部署・できない部署の把握
などは、すべてそろっています。
そして、「ハンコによる決済」や「紙で保管されている書類」なんてものは既に撤廃されています。
既にテレワークを実施していたり、テレワークの準備を進めていた会社では、スムーズに出勤を7割減らすことが可能なのです。
ですが、日本の多くの企業は出社することが当たり前。
- パソコンはデスクトップ型
- 社外ネット環境から会社のサーバーに接続できない
- ハンコがないと決済できない
- 紙の書類が多く、在宅での事務作業が進まない
あなたの会社でもこのようなことありませんか?
これでは、すぐにテレワークをすることは難しいですし、テレワークするための資金も莫大になります。
日本でテレワークが進まない理由~働き方・採用方法~
あなたの企業は日本らしい仕事の仕方ですか?
欧米のような仕事の仕方ですか?
日本型の働き方~メンバーシップ型~
メンバーシップ型の働き方とは、
採用時に職務内容、勤務地、勤務時間の契約は無く、
正社員は、企業の配置により、勤務地、職務内容、勤務時間の変更を受ける。
特に、正社員、総合職といわれる、立場の社員に多い働き方です。
今までは、
会社のメンバー・家族として採用し、定年まで仕事をするという環境に適した採用方法です。
経済学専攻の学生や労務・法務専攻の学生が
入社するとソフトウェアの営業に出ていくのは、メンバーシップ型の働き方だからです。
欧米の働き方~ジョブ型~
ジョブ型の働き方は、
契約で仕事や仕事時間は決まっているので、急な職務の変更や部署の移動はありません。
メンバーシップ型の働き型ではテレワークは難しい
メンバーシップ型の働き方が多い日本では、
各個人が自分の仕事に専念するのではなく、
お互いで連携しながら、
会社で相手の温度感を感じつつ仕事をしていることも多いのです。
しかし、テレワークだと、見えないところで仕事をしている部下や同僚に仕事任せることになるので、会社の環境や設備導入が完了しても、仕事をジョブ型にしつつ配分する必要が出てきます。
部署内全員でビデオ通信しながら、仕事をする手もありますが、、、
[ad]給与査定、評価査定が変わる
日本の働き方がジョブ型に変わると、
評価の方法が変わります。
今までは、チームワークやムードメーカーなどの、勤務態度をみて評価していた部分が、見れなくなる(見る必要が無くなる)ので、基本仕事の成果が評価となります。
また、自分の仕事を上司にアピールする力がないと、評価が下がる可能性もあります。
日本人は謙虚で、奥ゆかしいと言われますが、自己主張もしていく必要が出てきますね。
今からの時代を生き抜くために
「働き方改革」、「コロナウィルス」などの要因で、急速に変わりつつある、私たちの雇用環境。
- ネット業務に順応でき、
- 自分の意見をしっかり持って、
- 専門的な仕事もできるよう勉強していきましょう。
自分の意見を主張できるようになるために、以下の書籍もおススメですよ。